活動記録

  文化フォーラムやまなみ(第41回)報告 篠崎正利(13期)

文化フォーラムやまなみ(第41回)
2009.12.29
作成:篠崎正利(13期)
1. 日時  平成21年11月28日(土曜日) 12:00〜15:00
2. 場所  星陵会館
3. 講師  伊藤規志子さん(18期)
4. 演題  「水の民営化をめぐる紛争と政治の役割」
5. 資料 11月度(第41回)「文化フォーラム やまなみ」議事
種々の膨大な記事を切り貼りしてまとめた文書により解説
水は日本では無尽蔵にあるものとして、夏場の渇水を除けば、ダム建設問題程度の認識しかありませんでしたが、世界の様々な国で水をめぐって貧困との戦いや国際紛争、政争など深刻な紛争が起こっているそうです。
6. 出席者(敬称略、順不同) 15人
(3期)戸田、(9期)、木村、田口、(11期)岡田、作道、高市、 (13期)奥山、郷田、篠崎、神野、鶴岡、新山、西岡、山口 (14期)濱田、(18期)伊藤
7. 写真撮影岡田、篠崎

(1)昼食会場にて
政府など公的機関が水を統制すると高価になりやすく、民営化が試みられるのだが、 水企業は儲からないと判断するとすぐに撤退してしまうので危険である。
 南米や南アでは民営化により水道料金が高騰して、利用料金が支払えない家庭もでている。
 イスラエルでは水問題が政治によって左右され、深刻な水不足が起きている。
 水問題は開発途上国だけでなく、欧米でも取り上げられ、米国では人権問題にまで発展している。

(2) 講演会場にて:
 水は公共財として自由化してはならないものである。 水利用は教育や医療と同時に人間になくてはならない基本的人権である。だから水安全保障政策を考えるときに来ているという。
 奈良女子大卒でありながら勉強がしたくて慶応二部で「水の民営化」問題を研究し、このほど終了した。
現在は還暦を過ぎて初めて職に就き、仕事を始めているそうである。常識にとらわれない人柄である。

篠崎氏は早退したので写真に写っていない。


<完>


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