活動記録

  文化フォーラムやまなみ(第42回)報告 篠崎正利(13期)

文化フォーラムやまなみ(第42回)
2009.12.27
作成:篠崎正利(13期)
1. 日時  平成21年12月26日(土曜日) 12:00〜15:00
2. 場所  星陵会館
3. 講師  山口 登氏(13期)
4. 演題  「欧米と比較した日本の年金制度の特徴と課題」
5. 資料 12月度(第42回)「文化フォーラム やまなみ」議事 (運営委員)
(1) 山口登氏経歴紹介
(2) 各国の年金の話題(演題目次に相当)
(3) 「日本の年金制度の動向とアセットマネジメント」
(4) 「社会保障給付費の推移」
(5) 「企業年金の必要性」
(6) 「JAL企業年金の改定について考える会」資料
(7) 「諸外国の年金制度における公的年金と企業年金の役割分担について」
(8) 「各国の年金制度の比較」
(9) 「用語の基礎解説」
(10) 「あなたは年金をどこまで知っていますか?」(週間東洋経済)
 豊富な資料により説明されたが、出席者の近況報告時間が長すぎて講演時間が短くなり、講演者にとってはフラストレーションが残ったのではないかと推察される。  (10)の資料にあるようにほとんどの人が誤解をしたまま、年金を論じ、また解釈していることが問題解決を長引かせている原因であることを力説された。
6. 出席者(敬称略、順不同) 14人
(3期)戸田、(9期)森、(11期)岡田、作道、(15期)柳沢、(18期)伊藤 (13期)平松、郷田、篠崎、神野、鶴岡、新山、西岡、山口
7. 写真撮影岡田、篠崎
(1)昼食会場にて:岡田氏撮影

15期の初参加の柳沢(やなざわ)氏は日立にいて半導体関係に従事していた。
11期の岡田氏は来春に目の手術をしてそのことを「すえひろ」に投稿する予定。
3期の戸田氏は静止像の認識力が衰えて人の誰であるかが解かりにくいとのこと。
動くと解かるというのでひと安心。

(2)講演会会場にて:岡田氏、篠崎が撮影

出席者の近況報告が豊富であった。 新聞記事、初参加自己紹介、手術予告、墓地問題、句会案内、脳梗塞快復状況などなど。 もっとじっくりとお聞きしたいお話が多かったと思われるので、講演を優先して、講演終了後に近況報告をしたら良いのではなかろうか?
熱弁を振るう山口氏。年金問題を理解させるのにもどかしさが感じられた。

初めて聞く年金の話は解かりにくかったが、有難い制度であることが良く解かった。
(1)国民年金(基礎年金)の1/2を国が出している。
(2)厚生年金保険の1/2を企業が出している。
(3)国が出しているということは税金が使われているということ。
(4)日本でも人口が減少傾向にあると、税率が低いままではやっていけそうにない。
(5)そこで政争の具になる。国で纏まるのに10年単位の時間がかかっている。
(6)マスコミを含めて完全には理解していないもの同士が議論しているのも問題だ。
(7)人口を変数として膨大な計算をすれば年金問題の全体像を表せると感じた。
(8)理科系の首相、副首相、官房長官が考えればなんとかなるような気がするが、それでも駄目なのだろうか。
(9)公的年金制度(国民年金と厚生年金保険、共済組合)では労働人口の減少と経済成長がないことが最大の問題。これを解決しないと、長期的には公的年金は縮小するほかない。老人や女性が働くことや、女性が子供を生んでも仕事を継続できる社会の仕組みを作る必要がある。子供手当てを出すだけでは不十分。
(10)個々の場合で異なっているのが理解をさらに難しくしている原因であろう。


<完>


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