活動記録

  文化フォーラムやまなみ(第53回)報告 奥山 泰男(13期)

文化フォーラムやまなみ(第53回)
2010.12.25
奥山 泰男

1. 日時  平成22年12月25日(土)13:00〜15:00
2. 場所  日比谷高校星陵会館
3. 講師  野沢光江氏 (7期)
4. 内容  「伊予方言 NHKドラマ「坂の上の雲」の言葉指導」
5. 資料 @ドラマ制作の舞台裏「お国ことば指導」(野沢氏)
A日本の近代化の歩み(年表)(野沢氏)
B12月度(第53回)「文化フォーラム やまなみ」議事(鶴岡幹事)
6. 出席者(敬称略、順不同) 24人
(5期)大西、(6期)新田、(7期)佐々木、千葉、野沢(9期)木村、森、望月(11期)岡田、作道、下山、(13期) 奥山、郷田、篠崎、白石、神野、鶴岡、新山、西岡、山口、(14期)伊賀上、(16期)森岡(18期)伊藤、大塚(26期)西岡
7. 概要・コメント
クリスマスの日の開催にも拘わらず、参加者24名は、過去最高の参加者数でした。
野沢女史の方言指導の切掛けは、女優松山容子から要請されて、映画「娘の遺言」を指導した事だそうで、以来7年間もこの仕事を続けて居られる。大学の専門はSEだそうで、結婚され、アルツハイマーの親の介護もした上での今回の仕事で、とても活き活きとして小生にはまぶしいくらい輝く存在でした。73歳とは思えない程若々しく、美しい女性で、我が母校(元県女)の誇れる卒業生の一人である事は間違いない。
ドラマ「坂の上の雲」の制作の舞台裏を面白く話して頂いた同女史は、オーディションにパスして、ドラマ制作の監督の意向に迅速に対応し、6回も書き直された脚本をその都度チェック修正し、最終版は、セリフをCD(音声指導テープとして)にして俳優の方々に配布した上で撮影現場に立ち会い、臨機応変に指導して行き、試写編集過程でも参画されたのだそうです。
ドラマ制作の舞台裏の具体的なシーンを説明した上で、役者の個性も含めて面白く解説して頂き、野次馬根性の欲望を満たして呉れました。それと同時に同女史は、人生の生き方を我々に説いて頂いた印象が強い。
「多少問題はあってもやり遂げる。」、「迷ってぐずぐずしていると、何も出来ない。」
「凛として立つ(Stand aloneの翻訳)日本人であって欲しい。」、「現時点を常に全力投球で生きて来たので後悔はない。」、「夢は自分の魂を高揚させて行く形態のひとつ。」
と言った女史の言葉が耳の底に残っている。
言うまでもなく、「だんだん」、「もぐり飯」、「赤」など伊予の独特のイントネーションや表現についても話され、言葉は地理的に連続して普及する場合もあれば、飛び地的に普及する例もある事などを紹介された。

8. 写真(岡田次昭氏撮影)
● 講演前の食事・歓談の様子

左から西岡、神野、鶴岡、森、伊藤さん
(若い西岡さんと話し込む伊藤さん)

左から山口、野沢、伊賀上さん
(講師の野沢さんを挟んで山口、森岡さん)


左から鶴岡、森、伊藤さん
(必ずワインを飲まれる森さん、伊藤さん)

右端は伊賀上さん(初参加)

左から作道、下山さん
(作道さんは会計事務所を開設し多忙との由)


●講演会場での様子

左から野沢、望月、木村、西岡、大西、千葉、佐々木、神野、伊賀上、森、白石、山口
(野沢さんは極めて流暢な爽やかな、少し透明な感じの日本語でした。)

左から森、白石、山口、新山、郷田、奥山   左から篠崎、森岡、新田、鶴岡、西岡

左から下山、伊藤、作道、野沢、望月、木村(講演会場の雛壇に女性が揃いました)

野沢先生(前列中央)を囲んで
(森岡さんは途中退出されたので映っていません)

9. その他
次回開催:句会(冬の会)
1月22日(土)12:00〜15:00、場所は「星陵会館」


(文責:奥山)

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